合格体験記 / コロンビア・ビジネス・スクール / Columbia Business School / SK

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投稿者プロフィール

投稿者(ペンネームorイニシャル):SK
進学予定校:Columbia Business School

カテゴリ: MBA
地域: アメリカ
受験校:HBS, Stanford GSB, Wharton, Columbia, Kellogg (2014年度)、Columbia (2015年度)
インタビュー実施校:Columbia Business School (2015年度)
合格校:Columbia Business School (2015年度)

性別:  男性
出願時年齢: 26歳~30歳
海外経験と期間: キャンパスビジット1週間、マカオ4回(カジノ)
費用: 私費
奨学金: 未取得

最終学歴: 国内・私立・大学・文系
GPA:3.4

受験した試験と出願スコア: GMAT:730(V38/Q50/IR8/AWA5.0)/TOEFL:109(R28/L28/S23/W30)
塾(試験対策):AGOS、YES
カウンセラー:AGOS、江戸義塾、IVYリーグ(1年目apply)

Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて、教えてください。
製造業/営業

Why MBA?

Q.なぜ、MBAに行こうと思ったのですか。(そのきっかけや理由を教えてください。)
もう一回学生になる為。大学時代の学生生活が楽しすぎた為、社会人になり、「二度とあの楽しさは味わえないのか・・」と絶望を感じた時、キャリアを前進させながらも、もう一度学生生活を楽しめるというMBAという選択肢に辿り着き、それ以来、一度もその方向性はぶれませんでした。

Q.留学の目的や活動予定について教えてください。
学生生活を楽しむ!(もちろん勉強もするよ)

Preparation for MBA application

<概論>

Q.MBAを考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか。
後述しますが、TOEFLに約3年かかったのち、GMAT、Essayを半年程度で仕上げ受験しました。そして全部落ちました。(2014年度受験)
その後、リアプリとしてGMATスコアアップ、Essayを再度推敲し、2015年度受験、CBS合格時点で、燃え尽きました。

Q.大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか。(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
Web記載の情報が9割です。残り1割は、受験仲間やInfo Sessionでの卒業生からの直接伺わせて頂いたお話等。Web上に、あまりにも多くの情報があるので、それを整理すれば、十分情報としては事足りるはずです。

Q.MBA受験準備にかかった費用について、教えてください。
考えたくないですし、みなさんも特に知らなくて良いと思います。
こういったマイナスの情報を知れば知る程、「受験を諦める言い訳作り」になってしまうので、MBAに関するマイナスの情報は基本シャットアウトした方が良いと思います。

たぶん500万ぐらい。

Q.MBA留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しましたか。
受験費用は自費で支払いましたが、進学後の費用に関しては、私は、父親に土下座をし、父親は金融機関に土下座をし、教育ローンとして借りてもらいました。この辺も、受かってから考えればいいので、上記同様気にしない方が現時点では得策です。言い訳になる種は極力シャットアウトすべきです。

<スコアメイク>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

TOEFL・IELTS(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
http://www.etestprep.com/blog/?p=10240
上記ご参照ください

GMAT・GRE(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
AGOS、YESのSC講座
他の人が詳しく書いていると思うので、他の人をご参照ください!

<Essay & Interview>

Q.以下のそれぞれの項目について、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください。

・エッセー
エッセーがアプリケーションで1番重要というのは嘘だと思います。ここを勘違いしない方が良いと思います。スコアを一定以上取得することが“普通に”受験する人は、第一優先かと思います。

・推薦状
MBAのことを良く分かっていない上司に、MBAのことを説明することに苦労しました。結果、最後まで良く分かっていなかったので、無理に上司にMBAを理解して頂く必要はないと思います。周りに英語出来る上司がいない、とか身近に依頼出来る役職の高い人がいない、という質問をよく伺いますが、自分のことを最も理解してくれている身近な上司に依頼出来れば十分だと思います。あくまで、推薦状もアプリケーションの一部であり、トータルでどういう印象を与えるか、ということが重要だと思います。

・インタビュー
会話のキャッチボールが大事ですよね。英語で面接の練習する、ことはもちろんですが、普段の何気ない人との会話の中で、相手が話しやすい雰囲気を作ったり、相手に理解してもらいやすい言葉で説明すること、を意識することも重要かと思います。日本語で、きちんと会話が出来る人は、英語でも、変わらず問題ないと思います。

Q.エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか。
自分の過去の経験と今後やりたい方向性の軸が一貫していること、またその軸の上に、受験する学校がある、というストーリーで、PRを行いました。
具体的には、
1. エンジニアを目指していた父親の影響でモノづくりに興味を持つ
2. 日本の製造業衰退を見て、モノづくりに対して、作る側からではなく、支える側として貢献していきたいと思った
3. 製造業全体に関わる企業でつとめる
4. 数千人のエンジニアと一緒に仕事をする/企業の生産効率改善に貢献する
5. エンジニアの不足、という課題を感じる
6. エンジニアの育成、適材適所派遣を行う事業をやる為、MBAでBusinessを包括的に学ぶ
7. その為には、貴校が!!!良いんです!!!お願い!!合格させて!!!という熱意を持ってアピール

<学校選択>

Q.受験校はどのように選択しましたか。
立地です。もはや誰に聞いても、どのスクールも素晴らしいことは間違いないですし、MBAに行かれた方、また在学中の皆様は本当に素晴らしい人しかいません。唯一客観的な指標が、私にとっては、「立地」だと感じた為、立地として優れているNYにあるCBSを選択しました。

と、いうのは合格した後の理論であり、合格する前は、「自分の経歴、スコア等から合格する可能性があるレンジの学校を受ける」と、いうことに尽きると思います。この辺は、合格した後はいくらでも言えますけど、合格する前から、変に選択肢を自分で狭めることは愚策だと思います。もちろん、自分にとって重要な軸で受験校を絞り、大成功を収めている方がいらっしゃいますが、受験者全体からしたら少数です。皆、受かったところに行く、受かった後に考える、ということが大よその現実です。

Q.進学校の決め手は何でしたか。
1校しか受験していない為、決め手も何もないですが、いうなれば「運命」的なものを感じておりました。しかしながら、これもファラシーであると言わざるを得ません。人は、簡単に心変わりする生き物ですからね。

<その他>

Q.キャンパスビジットを行った場合、実施時期や内容について教えてください。(ビジット実施校、実施時期、実施内容、訪問した人、選考においてどのような効果があったか、など)
一部の学校は、ビジットに行くことがアドバンテージになる為、そういった学校は優先的にビジットすべきだと思います。上記の内容を聞けば、誰かがきっと教えてくれます。

Q.奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください。
フルブライト、伊藤国際、平和中島財団、中島財団、神山財団、ロータリー財団
全て受験しました。全て面接に呼んでもらえませんでした。もはや奨学金という言葉に不快感を覚えます。
いつか自分が奨学金を作る側になることが出来たら、私は全ての受験者を面接します。そして各々の将来の可能性を確認します。
数枚の紙で、その人のことを評価するなんてふざけた話です!

Advice and Messages

Q.失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
合格者に、いろいろなことを聞いても、自分の合格体験ベースの答えしか返ってこない為、可能な限り自分と近しいバックグラウンドの人に話を聞くことをお勧めします。また、合格者が語る、「合格要因」は、本当の「合格要因」ではないケースがほとんどだと思います。私のおすすめは、一度受験に失敗して、合格を勝ち取った「リアプリ」の人に話を聞くことだと思います。一度落ちている為、何が明確に合格要因だったのか、理解している人が多いです。意外といるはずなので、是非探してみてください。

Q. 一言メッセージ

勉強時間が取れない、うまく準備が進まない、と感じている方々へ

何かを得る為には、捨てることが大切だと思います。
勉強時間や準備時間を確保する為に、仕事、家族、友達、これらは一旦捨ててください。人間欲張るとダメですよ。
合格するまでの間に、関係の浅い友人は、皆消えていくので、非常に合理的です。
本当に大切な人とだけお付き合いをし、その人達に対しても極力時間を割かずに、全てをMBA受験に捧げましょう。

偉そうにつらつらと書きましたが、心から皆様の合格をお祈りしております。学校名、留学形態などから、きっと私のことは特定できると思うので、気になる方は是非ご連絡下さい。必ずご対応させて頂くことをお約束します!頑張りましょう!

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