投稿者プロフィール
奈々々(女性)
26〜30歳(Intake 2025)
Harvard Business School(アメリカ)/ FullーTime MBA
Q. 海外経験と期間を教えてください
学生時に半年NZ留学+3か月米国DCインターン、社会人で3か月米国NY留学 (語学&ダンス)
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
2025 Round 2: HBS, GSB, MIT, Kellogg, Haas, Tuck, IESE
Q. インタビュー実施校を教えてください
2025 Round 2: HBS, GSB, MIT, Kellogg, Haas, Tuck, IESE
Q. 受験結果を教えてください
合格:HBS, MIT, Kellogg, Haas, Tuck, IESE
WL:GSB
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
社費vs私費で検討中
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
応募・検討中
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・国立・学部・文系
Q. GPAを教えてください
WESで3.6 (オリジナル2.8)
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMAT: V81/Q82/D85 / IELTS8.0 (R9, L8.5, S7.5, W6.5)
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
G-prep, Affinity, e-GMAT, 濱口塾 (サブスク)
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
メインEd、インタビューでEdに加えてJessica King, Nish, Matthew Aldridge, Steven Green, Adam Marcus, John Couke
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
広告1.5年、コンサル5.5年
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
昔からの憧れで、行かなきゃ後悔すると思ったので
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
ネットワーキング、グローバルコンテクストでの議論リードをできるようになる
Q. 留学後のビジョンを教えてください
基本社費でも私費でも自分の会社に戻ろうと思っています(グローバルのオフィストランスファー機会含め)
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
・23年12月に社費申し込み&IELTS7.5獲得
・24年3月に社費が下りて、GMAT勉強開始&4月にカウンセラーにコンタクト
・24年6月からGMATを受け始めるも全然結果出ず焦る
・24年10月に3回目のGMATを受けて撃沈し、その日の便でCampus visitへ
・24年11月有給取ってGMAT集中&エッセイ (GSBのWMM) 書き始め
・24年12月に5回目のGMAT&2回目のIELTS同日受験でなんとかスコアメイク完了、年末年始返上で12/26~1/4集中でエッセイ7校書き上げ
・25年1月に7校出願、即座にKelloggとTuckからは面接案内が来て、その後は順次連絡
・25年2月に5校面接
・25年3月に2校面接、3月中旬~4月上旬にかけて結果発表
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
・AGOSやEdのインフォセッションや、夏ごろの留活系イベントなどオンラインセミナーベースで情報収集 (おすすめです)
・Campus visitで各校1~5人Coffee chat (おすすめです)
・エッセイを書きながらWhy schoolのためにカウンセラーにヒント貰いつつデスクトップリサーチで補強 (ギリギリなのでNot おすすめ)
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
キャンパスビジット除いて250万円くらい (エッセイ分でカウンセラー60万、インタビュー分でカウンセラー70万、GMAT教材・予備校で60万円、GMAT&IELTS受験費用に25万円、出願費用に25万円、その他有料セミナーとかWESとか申請書類の翻訳とか雑費諸々)
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
受験:GMAT関連で50万円だけ会社負担、それ以外は貯金
進学後:社費+貯金+ローン or 大学の奨学金+貯金+ローン (+受かれば財団系の奨学金)
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
S: 初回IELTSがS6.5だったので受験期間並行して週に1~2回英会話を入れて落ちないようにしました
W: 初回7.5で得意だったので放置してたら出願スコアで6.5に下がったので、きちんとテンプレートをインプットするのが大事だと思います
L: YouTubeの面白い系チャネルを全部解除してTED Talkとかネイティブ話す系チャネルだけに統一しました、朝準備しながら英語聞く習慣つけました。番号聞き取りが苦手だったので、数字を英語で流す動画を見て、即座に書き下せる訓練を1日だけやりました
R: GMATやってたら8→9になりました、トピックにも左右されるのであまり気にせず他の3つを頑張るほうがいいと思います
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
死ぬほど苦労しました。二度とやりたくないです。
・Verbal
– 単語: GMAT英単語を全部単語アプリに突っ込んで、忘却曲線に従って毎日半年間やりました
– CR: G-prepの中山先生 (ロジックも人柄も最高です、おすすめです)。メール相談や個別相談も使うのが良い。あと、CRはしっくりこない問題があったらGMAT Clubで問題検索して色んな人の解説を読みました。数百問やったらCRは8~9割方あたるようになりました
– RC: 内宮先生 (背景知識含めて教えてくれるので戦略クラスおすすめ) 。予習は大変ですが、戦略のセットAとBどちらも早めにやるのがいいと思います。あとはなるべく英字新聞読んだり、読書量を増やす
→Vは模試だと83-84とかがとれていて、本番もCR1ミス、RC3~4ミスとかだったのですが、ダミーを引けなかったのと、初手のCR1問ミスで点数が下がったようです。CBTが憎い
・Quants
ジェイマスを2週間で1週回し、G-prepも活用し、Affinityの基礎講座 (ビデオ) も受け、マスアカもやり、インドのe-GMATの3か月プランにも手を出し…としましたが、数学弱者は脱出できませんでした (国立大でしたが数学苦手勢でした)。GREだとノー勉で164/170とかは取れてたので、もっと早くGREに切り替えてもよかったのかも…。
お金かけたくない人、とにかく苦手をつぶしたい人はe-GMATも悪くなかったです。
→本番ダミーなし5ミスで82点でした
・DI
コンサルなので元々グラフ系は得意でした。基本公式の問題集だけやりましたが、ダメ押しでAffinity飯島先生のDI戦略を受けました。時間との勝負なので、「いかに時間を使わないで解くか」のテクニックが学べたのが良かったです。
結構DIは運ゲーだと思うので、QとVにちゃんと時間使って、あとはガチャだと思います。
→本番はダミー無し3ミスで85点でした
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
Ed: とにかく優しくて情報量がすごい。何人か話しましたが圧倒的でした。クライアントを断らない人なので、年によってはR2年末年始で若干レスが遅くなる可能性があります (私はそうでした) が、頼って間違いない人だと思います。(私も結果的に書類は全通過でした。)確かインタビューで10回くらいお願いしました。
Jessica King: めっちゃ早口だし最初は怖いのですが超ナイスパーソンです。アドミの感覚が強い。HBSのインタビュー練習でエッセイのエピソードをうっかり話してしまった時「今のはインタビュワーにとってNo info でNo valueな時間だった」などグサグサ言われます…が、本当にためになる時間でした。4~5回お願いしました。
Matthew Aldridge: ナイスガイ。自分の見せ方の観点でたくさんアドバイスをくれます。1.5万でありがたい。4回くらいお願いしました。
Nish: とにかく安い。優しい。レコードして送ってくれるので、書き起こしが楽です。12回くらいお願いしました
残りの人については1~3回くらいなので省略。(いずれNoteなどに書こうと思います)
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
・とにかくGMATのせいで全然時間がなくて苦労しました。あとは自分の経歴がバラバラすぎて、点と点を繋げるのに苦労しました。What Matters MostとWhy Stanfordから始めたのは自分の中に一本の軸を作るという観点で悪くない戦略だったと思います。
ビデオエッセイが個人的にはつらかったです。12月のうちからインタビュー練習をしておけば苦しむことはなかった気がします…。(すべてはGMATが悪い)
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
人はこの2人しかいないだろうという現職上司に頼めたので選定はOKでしたが、二人とも激務なので結局自分でドラフトして、Edと3回しくらいしました。文章部分だけじゃなくて、その人の評価を選択させる、みたいなところまで一貫したほうがいいと思ったので、そこもWordで「こんな感じで押してください」を全部記載して12月中旬に送りました。
(推薦依頼自体は10-11月くらいにやりました)
自分のエッセイでは書けない客観的な話とか、数字でどれだけ成果出せてるか、良い人エピソードなどはこっちに入れる形でかき分けました。
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
・とにかくインタビューは日程調整から本番まで全然時間ないので、エッセイのメインどころができたら準備はじめておけばよかったです。私は出願後ちょっとさぼって1月中旬に始めました。
カウンセラーMockもたくさんやりましたが、8~21時で仕事、21-22時でMockして、22~25時で仕事戻って25時から本番インタビュー、みたいなスケジュールの日があったり、土日祝日は1日3~4本Mock詰め込んだりしていました。が、本当はちゃんと振り返りの時間を取って、リバイスした質問回答を作るほうが効果は高かったと思います。
インタビュー設定のTIPSですが、インタビュースロット一斉公開系はほんとうに争奪戦なので、10秒で希望スロットは全部消えると思ってください…(私はHBSは3~4週間のスロットの初週しかとれませんでした、夜中とか気にせず後ろの枠をとりにいくべきでした)
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
自分がメンターによってここまで支えられて成長でき、自分も後輩や学生のメンターをしてきた(クラブ活動なども含む)、というメンターシップで一つ軸を立てました。あとは仕事の中でも自分が特に立てたい領域・軸に沿ったものを中心に記載しました(プロジェクト数でいえばコンサル入社して20個以上やったのですが、半分以上は触れていません。軸に沿う&重要なものだけ)
あとはFirst genとか、High school dropoutとか、ちょっと人と違うところもちゃんと入れてアピールしました。
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
ガッツフィーリング、合格率のグラデーション
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
めちゃくちゃ正直悩みましたが、授業料かなりカバーされるNeed based scholarship、田舎の親戚でも知ってるネームバリュー、Campus visitで実感した圧倒的な授業の熱量
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
HBS、MIT、GSB、Haas、Kelloggの5校に2週間で一気にキャンパスビジットしました。2か月前くらいから学校のHP見て、キャンパスビジットの日程解放されていないかチェックするのがいいと思います。
(10月下旬まで試験期間でキャンパスビジットなし、みたいな学校もあるので、早めに年間スケジュール見ておく方がおすすめ)
あとはLinkedin経由や、学校の日本人サイト経由でCoffee chat申し込みはマストなので、1か月前~2週間前くらいに連絡するのがいいと思います
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
神山財団だけダメ元で…。
Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
スコアはもっと低くても合格している人がいるので、ほどほどでエッセイと自分を振り返るプロセスに入っておけばよかったです。あとはどれだけ自分のことを理解して相手に見せられるかどうか、自分の何を際立たせればユニークな魅力に映るのかを研究する。GMATはできれば受験の1.5年前くらいから準備する、仕事は調整が効くならなるべく調整する、などなど…。
Q. 一言メッセージをどうぞ!
上記でアドバイス色々書きましたが、一番大事なのは、自分がMBAに行きたいという思いに揺らがないかなと思ったりもしました。途中で言い訳して中断したりやめたりしていると一瞬でタイムアップする世界なので…。(もちろんMBAが万人に必要だとは思わないので、走り始める前に人と話してみたり自分の心に聞いてみたりキャンパスビジットしてみたり、がおすすめです)
気持ち (とそれに基づく努力) が9割。1割は運だと思います。何かあれば同名のXもやっているので、いつでもご連絡ください。応援してます!