合格体験記/シカゴ大学ブースビジネススクール / University of Chicago Booth School of Business/YT

投稿者プロフィール

YT(男性)
26〜30歳(出願時期)
University of Chicago Booth School of Business(アメリカ・北米)/ Full-Time MBA
(Computer ScienceとのDual)


Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2025 Round 2: M7校+LBS

Q. インタビュー実施校を教えてください

Columbia、Chicago、LBS

Q. 受験結果を教えてください

・合格: Chicago、LBS
・ウェイトリスト: Columbia、MIT
・不合格(面接なし) : Harvard、Stanford、Wharton、Kellogg

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内・私立・大学院・理系

Q. GPAを教えてください

WES適用後に3.2(オリジナル2.8)

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

・GRE 335 (V165 / Q 170 / AW 4)
・IELTS 7.5 (R 9 / L 8.5 / W 6.5 / S 6.5)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

Affinity、 河野太一塾

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

メイン: Sam、サブ: Ed
インタビュー: Nish


Introduction

Q. 海外経験と期間を教えてください 

特になし

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

・総合商社3年 (IT分野の事業投資) → コンサル2.5年(データサイエンティスト)

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

学部4年くらいからぼんやりと行きたいと思っていた
行った方が人生楽しいと考えており、行かないと後悔すると思っていた

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

在米国の利点を活かして興味のある領域の研究・事業開発を行う


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

・22年9月: (模試で)IELTS 7.5を獲得
・23年3月: IELTS 本試験受験、7.0を獲得
・23年4月: GREの方が向いている気がしつつも予備校に言われる通りGMATの勉強開始
・23年5月- 2024年3月:仕事との両立ができず受験を断念
・24年4月:GREの勉強開始 & 模試を受け始めるも全く結果出ず焦る
・24年9月: GRE(V161 M 167)を獲得 仕事がまた忙しくなる
・24年12月:その後何度かGREを受験し、(V165 M 170)を獲得する。IELTSを久々に受け、7.5獲得 ・25年1月:年末年始返上で8校一気にエッセーを書き上げなんとか出願する。クイックに対応してくれたカウンセラーに感謝
・25年1月: HBSから面接なしRejectされる
・25年2月: ゆるくGeneralな内容の面接対策をしつつ、面接案内が来た学校はカウンセラーとともに特訓する。しのはら奨学金のエッセーを書く
・25年3月:Boothから奨学金付きの合格をもらう!会社で一人叫ぶ
・25年4月:LBSから合格をいただき、WL校はすべて辞退
・25年4月: LBSの日本人向け奨学金エッセーを提出し、すぐに合格通知を受け取る
・25年7月: しのはら奨学金の合格通知を受け取る!

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

・毎年6月の海外MBAドットコム主催のイベント
・毎年7月のAGOSのイベント
・Ed先生のインフォセッション

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

おそらく200万程度

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

・受験:貯金
・進学後:貯金 + 大学の奨学金 + 財団の奨学金

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

多読メインの学習方法でR 9.0、L8.5以上は安定して取れるようになりました S, W は特に伸びなかったです
多読は最初は絵本レベルから開始し、最終的には和本の英訳小説を読んでいました(司馬遼太郎、村上春樹など)

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

長い間良い点が出なかったので本当に留学に行けないかもしれない… という思いが何度も頭をよぎりました。が、あきらめずがんばった結果、最終的には満足の行く点数が取れました
仕事との両立に最も苦労しました

【テスト選定】
バックグラウンド的には数学が得意でありGMATの方が向いていそうではあるのですが、GMATの方が2023年当時はSCやCRなどの出題比率が高く、「机に向かった勉強」が必要であると感じました。仕事がかなり忙しく、「机に向かった勉強」ができなかったので最終的にGREを選択しました。 GREはとにかく①単語を頭に叩き込む、②英語を読めるようにする、の2点を突き詰めることで得点向上が狙えるのでまとまった時間を取るのが難しい人にはおすすめです

【勉強方法】
・Verbal
上述の通り、①単語を頭に叩き込む、②英語を読めるようにする、の2点を徹底的に行いました
①単語: 界隈で有名なGRE関連単語帳のほとんどをAnkiという忘却曲線に従って管理してくれるアプリに突っ込んで、ほぼ1年間毎日やりました。まとまった時間は割かず、歩いている時、ご飯を食べている時など、基本的には仕事している時間以外は必ず単語帳を開いていました

② 基本的な読解力:(1) GREの文章を1パラグラフごとに精読していく特訓を河野先生と行いました。当初GRE/RCの理解度が体感50%程度だったのが、最終的に99%になりました。(2)90%理解できるレベルの文章の多読を行いました。最初は絵本レベルから始め、最終には英エコノミクスを辞書なし返り読み無しで読めるようになりました。日本人の読解力の低さの要因はそもそも英語に触れている量が少ないとの指摘がありますが、私のようなピュア純ジャパタイプがまさにそれだと思います。飽きない工夫が必要なので、基本的には英語小説(Notビジネス書)か英字新聞のどちらかを読んでいました。

また、それらに加えAffinityでGRE特有の解法も学びました。他の方も書いていますが、所謂受験テクのようなものはAffinityのメソッドがとても実戦的でした。RC戦略クラスがオススメです
– CR、RC、SE、TCなど4種類の出題がありますが、基本的には上記の①②に加え、affinityメソッドで乗り切りました。SE、TCなどの単語問題も②の読解力が問われる点は注意が必要です。

・Math
ジェイマスを1周だけ回し、苦手な公式だけノートにメモし、時折見返していました。幸運にも仕事で数学を使用するのでMathはその他の対策に時間を使わずに済みまし

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

Sam, Ed、お二人とも私の書きたいストーリーを壊さずにどう表現すべきかの観点で忖度抜きにアドバイスをくれました。お二人抜きでは奨学金付き合格はできなかったと思っています。お二人とも一切手抜きを感じず、プロフェッショナルとして尊敬してます

ただお二人はコミュニケーションスタイルが全く異なるのでその点は好みが分かれるかもしれません。Samの方がDry型でEdはWet型です(良い悪いではなく型の話です)

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・自信の持てるスコアが取れたのでメインのエッセイでは、「本当にやりたいこと」を書きました
・その他は①候補者の中で自身がどうuniqueな存在かということアピールすることや、②自身の中学生くらいから現在までの経験がどうキャリアゴールにどう繋がっているかを流れ良く書くことを意識しました
・サブのエッセイでは、メインのエッセイと全く違うストーリーを使いつつも柱になる内容を補足する項目として書き方を工夫しました

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・私のことを日々の働き方レベルで良く理解してくださっているコンサル時代のシニアマネージャー、商社時代に出向していた会社の上司(インド人)にお願いしました
・推薦状の内容については、なるべくエッセイとは異なる自身の面やをアピールできるよう推薦者と話し合いながら完成させました

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

・25年1月の出願後から面接が行われた2月末まで短期集中で1.5ヶ月ほど練習しました
・まず、どの学校でも聞かれる可能性が高いオーソドックスな自己紹介と志望理由、エッセーにも書いたメインストーリーの説明はブレットで話す際のポイント書き出し、Nishとともに練習しました
・面接が決まってからは学校ごと面接内容をEdとNishによくヒアリングし流れをイメージした上で、Sam・Nishと模擬面接スタイルで特訓しました


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

あまり吟味する時間もなく、特段1つの学校へのこだわりもなかったので、とりあえずでM7 + LBSにしました

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

受かったから、、ではあるのですが、結果的に(1)M7最大規模のピッチコンテスト、(2)M7で最もフレキシブルなカリキュラム(好きなことができそう)、(3)Dual Degreeが2年で卒業できる、との理由からシカゴで良かったと思っています

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

無し


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

3つの奨学金に合格できました
1)BoothのMerit奨学金 自動応募。出願時に自動的に応募されます。選考基準不明
2)LBSの日本人向けMerit奨学金 LBS合格後に追加エッセーの提出が必要で、Needの観点も多少考慮してくれたような印象を持ちましたが選考基準不明
3)しのはら奨学金 2025年は2月頃にエッセー、推薦状を書いて応募しました


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

私費での米国受験はかなり難易度が厳しい戦いになるかと思うので負荷が高くともセーフティー校含めて多めの学校を受験するのがおすすめです

Q. 一言メッセージをどうぞ!

ご相談がございましたらいつでもLinkedInでコンタクトいただければと思います。
頑張りましょう!応援しています!

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