合格体験記/カーネギーメロン大学 テッパースクールオブビジネス/CMU Tepper School of Business/NK

投稿者プロフィール

NK(女性)
26〜30歳(出願時期)
CMU Tepper School of Business(アメリカ)/ FullーTime MBA


Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

Round2:8校(Babson College, Carnegie Mellon University, Emory University , Georgetown University, University of California, Irvine , University of California, Los Angeles, University of Southern California, University of Texas at Austin

Q. インタビュー実施校を教えてください

出願8校すべて

Q. 受験結果を教えてください

合格: Babson, Carnegie Mellon, Emory, Georgetown, UC Irvine, UCLA, UT 不合格:USC

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

社費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

未取得

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内/国立/大学/文系

Q. GPAを教えてください

WES利用で3.54(利用前は3.3ぐらい?)

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

EA:153(V:10、IR:10、Q:13) IELTS:OA7.0(7.5/7.5/7.0/6.5)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

・AGOS(IELTS Writingのみ) ・G-Prep(GMAT,EA対策) ・Affinity(IELTS R対策、GMAT・EA対策)

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

AGOS 岡田さん


Introduction

Q. 海外経験と期間を教えてください 

旅行程度の経験以外なし

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

通信企業勤務7年
1、2年目:通信設備の設計業務などに従事
3年目-5年目:本社マネジメント組織にて事業計画や費用管理を実施
6年目-現在:資材調達領域の企画系業務に従事

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

入社当初は海外志向もなく、「MBA」という言葉もなんとなく知っている程度でした。 しかし社内のMBA派遣制度を知ったことをきっかけに、自分のキャリアを見つめ直すようになりました。

業務を通じて、技術だけでなく経営やリーダーシップの視点が必要だと感じる場面が増え、体系的に学びたいという思いが強くなり、MBA留学を目指すようになりました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

英語で、多様なバックグラウンドを持つメンバーと学び合い、価値観をぶつけながら成長できる環境に強く魅力を感じました。まずは純ジャパとして言語の壁も感じそうですが、授業+ネットワーキングで色々なことを吸収したいです!

Q. 留学後のビジョンを教えてください

社費のため、元の会社に戻る予定です。 MBAでの知識やネットワークを活かして、グローバル事業にもチャレンジできる部署での勤務も考えています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

1月末社費選考に合格
2月:IELTS勉強開始    
   1〜1.5ヶ月に1回のペースで本試験を受験。最終的に9月でスコアメイク完了
3月:カウンセラー(AGOS岡田さん)契約、自身のキャリアの棚卸しなど開始
6月:GMAT勉強開始(G-prep)
9月:IELTSスコアメイク完了、GMATに本腰を入れて勉強
10月:GMAT初受験(撃沈)
11月:カウンセラーの勧めもあり、EAへ切り替え、ギリギリスコアメイク完了
12月:エッセイ全集中
1月:Round2で8校出願
2月:インタビュー対策(3回程度)、あとは怒涛の8校キャンパスビジット(+面接)
3月:合格発表

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

◾️説明会
Access MBA(東京開催)
アゴス夏祭り(オンライン)
#どの学校がいいかすら決まってなかったので、とりあえず雰囲気を掴みたく、参加しました

◾️コーヒーチャット
説明会やカウンセラーの勧めで自身の軸に合いそうな学校の先輩方にお願いして、 コーヒーチャットをしてもらいました
コーヒーチャットはかなり苦手だったので各校1名を目標にしていました・・・

◾️Campus Visit
面接も兼ねて、出願校全て訪問しました
模擬授業や在校生の雰囲気など肌で感じることができるので、時間とお金が許せばおすすめです

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

カウンセラー:90万円程度
IELTS対策・受験料(6回):30万程度
GMAT/EA対策・受験料:60万程度  
※GMAT1回、EA2回受験

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

受験料などは社費
一部自己負担のため、貯金を切り崩して予備校代に当てていました

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

2月から独学で本格的に対策を始め、初回でOA6.5を取って油断したものの、その後5回連続で6.5が続き心が折れかけました。 8月ごろにこれは本格的にやばい!と思い、藁にも縋る気持ちでAffinityのRL(内宮先生)を受講しました。本当にわかりやすく、RLの理解度も上がりました。おすすめ講座です。 9月の6回目でようやくOA7.0(全セクション自己ベスト)を達成して終了しました。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

◾️GMAT
6月末からGMATも並行して学習開始しました。G-prepを契約しました。中山先生の授業はとてもわかりやすく、サクサクと勉強していきたい人におすすめです。メールでのレスポンスも迅速でありがたいです。 ただRCが苦手で全体的な手応えを感じられず、10月の初回受験で撃沈(555点)

◾️EA
カウンセラーの勧めもあり、11月にEAへ切り替えました。 この時にG-prepのSC講座とAffinityの基本文法講座を取得しました。 文法(SC)をやり直したことが転機となり、11月に153点を取得。なんとか志望校にもギリギリ足りそうなスコアだったため、スコアメイクを終了し、出願準備に集中することにしました。

全体的な反省としては、もう少し短期集中の方が良かったかなと(2-3ヶ月程度) 6月から勉強を始めたものの、IELTSを並行していたため、集中できていませんでした。 そのため、覚えても抜ける→また覚えるみたいなことになってしまいました。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

社費の先輩の紹介をきっかけに、AGOSの岡田さんをカウンセラーにお願いしました。 これまでのキャリアの棚卸しから将来のビジョンの整理、そしてそれらをMBAでの学びにどうつなげていくかという点まで、繰り返し丁寧にセッションを重ねてくださいました。 そのおかげで、自分の軸が明確になり、どの学校にも一貫性をもって自分の想いを伝えることができました。

また、日本語で深い対話ができたことは、英語力に不安のあった私にとって大きな安心材料でもありました。 スコアメイクや出願戦略に悩んだ際も、岡田さんが常に残り時間を見ながら、的確で現実的な選択肢を提示してくださったことで、必要以上に一人で悩むことはありませんでした。「もうやるしかない」と覚悟を決めて進められたのは岡田さんの存在あってこそです。本当に感謝しています。

Edの講座は初めのほうのMBA対策?のような講座を1回受講しました。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

社費×女性×技術系職種で他の候補者と差別化できるポイントを色々と探しました。 私は業務以外にも、プライベートで実施している大学の部活動のコーチ体験等、 色々な側面からアピールできるポイントをまずは洗い出しました。(4月〜夏頃)

夏頃にエッセイに使えようなネタはかなり固まったので、 あとは学校ごとの特色に合わせて、どのエピソードを使うかをカウンセラーを相談しながら決めていました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

初めて推薦状を書く方だったので、直属の上司と以前の部署の上司にお願いしました。 日本語で構成を一緒に練った後、英訳は自身で実施して提出しました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

◾️対策
インタビュー対策ではAGOSでMarcusとDanielに複数回セッションをお願いしました。 あと2回だけNishとも練習しました。 とにかく英語力に不安しかなかったため、全学校分、話したいことを箇条書き(ほとんどスクリプトレベルw)で書いて、まずは暗記→その後は骨子だけ守って、堂々と話す練習をしていました。
練習の際には発音などはまあ次第点、何よりもStrong communicationだから絶対に大丈夫という謎のFBでそれを支えに乗り切りました。

◾️工夫点(?)
オンラインはかなり苦手意識があり、現地に行くやる気だけ見せようと 突撃で面談が入りそうな時期に出願校全てのキャンパスビジットの予定を立てました。 ビジットの旅程を組む時点では面談の招待がまだだったので、一旦はアドミを会ってもらう予定を立てておき、 面談の招待があり次第(なんなら渡米後も)、アドミと交渉して現地での面接に切り替えてもらいました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

エッセイでは一貫して自身のリーダーシップの考え方や、女性活躍の推進に特化して記載しました。あとはWhy Schoolの箇所はコーヒーチャットで聞いた話を盛り込んで具体性を持たせることを意識しました。(特徴的な授業や専攻、海外プログラムへの言及)
インタビューでは、キャンパスビジットした感想を盛り込み、その学校の一員になりたい(なる資格がある)という姿勢で(謎の)強気で望んでいました。
現地では顔芸(ジェスチャーやアイコンタクト)を駆使し、拙い英語でしたが、とにかく会話のキャッチボールを楽しみました! 個人的な意見ですが、英語力に自信がない人こそ現地の方がやりやすい気がします。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

漠然とした憧れからとりあえずUS校
#社費なのでなるべく長い留学期間がよく、ヨーロッパの1年制などは候補から外れました。
最初はR2で4、5校の予定でしたが、 どこも受からないかもしれないと12月の受験校を追加しました。 基本的にはカウンセラーからのフィット感を見た上でのおすすめ校+社費の先輩方の進学先を参考にして決めていました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

合格校は本当にどこもそれぞれ強みがあり、かなり悩みました。 どの学校も本当に素晴らしく、どこに行っても後悔はなかったと思います。 ただ最後は将来のキャリアプランに合致する(Operation分野やData分析に強い)Tepperを選びました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

受験校8校全て
実施時期:2月
実施内容:各校大体2日を基本セット
1日目:学校の公式イベント(模擬授業など)、在校生訪問
2日目:面接
#なるべく現地の雰囲気を感じてから面接に臨めるようにしていました。
選考においての効果は正直わかりませんが、 日本から学校の雰囲気を感じるためにはるばる来たと図々しくアピールしていました。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

応募なし


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

よく先輩方から「MBAは諦めなければどこかには受かる」と言われていましたが、正直、最初は半信半疑でした。 しかし受験を終えた今は、「適切なアドバイスを受けながら、諦めずに走り切れば、なんとななる!」と自信を持って言えます。

もうひとつ大切だと思うのは、素直に人の話を聞くことです。多くの在校生や卒業生の方々にコーヒーチャットやキャンパスビジットでお話を伺いましたが、それによって志望校のイメージがより具体的になり、準備のモチベーション維持にもつながりました。

自分ひとりで完璧を目指そうとせず、先輩たちの知見を借りながら、地道に積み重ねていくことが、成功の一番の近道だと思います。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

初めての海外生活に、不安もありますが、それ以上にワクワクした気持ちでいっぱいです。 MBAでは、リーダーシップや経営戦略はもちろんのこと、特に興味のあるデータ分析やオペレーション分野についても、実践的に学びを深めていきたいと考えています。

そして裏目標としては…大阪代表として、英語でも笑いがとれるようになること!(笑) 2年間、全力で学び、成長し、たくさんの人と良い出会いを重ねていきたいと思います!

今後受験される皆様へ うまくいかないことがあっても、「それはご縁がなかっただけ」と切り替えて、前に進めば大丈夫だと思います。そうやって、自分の軸を持って最後まで走り切ればなんとかなると思います!

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