投稿者プロフィール
KK(男性)
31〜35歳(出願時期)
Bocconi School of Management(ヨーロッパ)/ Full-Time MBA
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
2025 Round 3: SDA Bocconi, HEC Paris
Q. インタビュー実施校を教えてください
SDA Bocconi, HEC Paris
Q. 受験結果を教えてください
合格:SDA Bocconi, 辞退:HEC Paris
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
私費
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
応募・検討中
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内・私立・大学・文系・体育会
Q. GPAを教えてください
2.7
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
–
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
Affinity、個別指導(西原先生)、G-Prep
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
Nish
Introduction
Q. 海外経験と期間を教えてください
・学生時代に米国留学:1年
・新卒:海外営業で中国、米国担当:1.5年
※最後の海外渡航は受験の6年前。以降、一切海外旅行や業務での使用経験無し
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
・新卒:
大手製造業:国内・海外営業、生産管理など 計4.5年
・2社目:
大手IT・メディア企業:営業、経営企画(FP&A) 計6.5年
└在籍中に起業×2(創業メンバーとして副業で参画)
・(現在)3社目: 計1年
起業の内1社に役員として就任し事業責任者として勤務
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
社会人10年を超えたタイミングでようやくMBA進学の必要性を感じ始めたため。 新卒時代からMBAホルダーへの憧れがありつつ、必要性を感じられずとにかくハードワーク!でこれまで過ごしてきた一方、起業等を通じて社会やグローバルの基準で活躍できるリーダーへの成長を追い求めないと個人と事業の成長を両立させられない危機感を持ち始め、MBAで体系的に基礎を固め直そうと受験を決意。
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
勉強はしっかりやりつつ、帰国後既存事業を海外に展開するためのネットワーク構築に注力したい。
Q. 留学後のビジョンを教えてください
上述の通り。
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
●2015年:MBAへの憧れを持つが夢物語。MBA留学をぼんやり考え続ける。
●2017年:初の転職を機に仕事に没頭。
●2023年末:
・異動、昇進などあったが、年齢的に最後のタイミングと考え始めMBA受験を決意。
・Why MBA?の接続を考慮し、副業で参画していたスタートアップ経験を先に積むことが得策と考え退職を決意。
・IELTSの勉強開始。※新卒時代にTOEICで950点取得していため余裕と判断。
●2024年1月:初IELTS受験:5.5で絶望
●2024年3月:IELTS6.0取得
●2024年5~8月:IELTS6.5 ※複数回受験するも点数伸び悩み。
2024年8月:勉強に没頭するより現地で交渉、アピールを通じて異なる評価軸の獲得が合格に近づくと考えキャンパスビジットを決意。
●2024年8月:数学への苦手意識からGREに絞って勉強開始 ←後々を考慮してGMATから始めるべきだった。
●2024年10月:
・HEC Paris、SDA Bocconiにビジット。現地生とのコーヒーチャット、アドミッションへの交渉、(無理矢理)授業に参加しアピール。結果、両校から「これ以上IELTSの受験は不要」と回答。本格的にGREの勉強に集中。
●2024年12月:初回のGREでV:139点を取り絶望。勉強継続しつつエッセイ作成開始。
●2025年1月:
・Affinityの集中講座やMagooshでのMockテストなどで対策。手ごたえあり本番2,3回目と1月中に連続受験したが、難易度の低い問題で凡ミスを重ね目標スコアに届かずスコアメイクを諦めて出願。結果、V:145点、Q:155点
・エッセイ/面接:Nishに助けを貰いつつ対策。事前にかなり自己分析やWhy MBA?は深堀が出来ていたため、手直しはほぼなくHEC Paris, SDA Bocconi出願。
→両校共にインタビュー案内あり。
●2025年2月:
・SDA Bocconi面接実施。
・HEC Paris「面接調整は可能だが、別途スコアメイクを頑張ってほしい」と追加連絡をいただき、GRE4回目受験。またもスコアはそこまで上がらず、EAに切り替え。 ※GREからの転向だったため、スムーズな切り替えが出来ず、、、GMATを最初にやっておけばよかった。
●2025年3月:
・EA初受験:148点と競争力の無い点数。とりあえず翌週で再受験予約。その間にBocconiから合格連絡。子育て、妻の親族の介護、経営などで一刻も早く日常生活に戻る必要性もあり、HEC Parisは辞退。
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
合格体験記、コーヒーチャット、キャンパスビジット 等
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
計算すると悲しくなるので途中で計算するのを止めてしまいましたがキャンパスビジット等々含め、200万~300万は使いました。 合格を必達条件とした時に「受験にかかるお金に糸目はつけない」と決め切ったのでかなり無駄遣いもありました。
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
貯蓄、銀行ローン、家族からの借り入れ 等
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
R:6.5 / L:7.0 / S:7.0 / W:6.0
日本人によくあるRで高得点を取る。という戦い方が出来ず。これが後々のGRE対策で大きく足を引っ張りました。
※私の経験は参考にならないと思うので、教材や勉強法は他の方の経験を参考にしてください。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
Magooshと個別指導(西原先生)に徹底的に頼りました。総合的な対策は早めにAffinityに相談するのがコスパ高いと思います。
※私の経験は参考にならないと思うので、教材や勉強法は他の方の経験を参考にしてください。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
記載したもの以外にも、様々MBA受験に関わるサービスにお金を払いましたが、GMAT/GREのスコアメイクに関してはとりあえず早めにAffinityに相談するのが得策だと思います。
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
自己分析や将来の事業プランが明確であったことと、定期的にキャリアの棚卸や自己分析をする癖があったこともあり、エッセイで苦労することは特段ありませんでした。
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
現職の代表とその他の役員に依頼。イレギュラーケースで参考にならないと思いますので割愛。
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
Nishと2回面接対策。空き時間で様々な想定質問への回答というより、コアで伝えたいことやWhy MBA? Why SDA Bocconi, HEC Paris?のような最低限質問に気持ちを乗せて伝えると決め切り(内容だけでなく、表情、トーンなど)純ドメにありがちな無機質な回答にならないようにだけ対策。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
・スポーツでの実業団スカウトの実績と会社員時代の成果(プロフェッショナリズム)
・大企業での複数業界経験(伝統的な製造業→IT・メディアの幅広さ)
・異業種スタートアップの複数起業経験(チャレンジ精神)
・将来ビジョンの具体性(MBAの必要性)
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
米国:費用面で断念→ヨーロッパ:ランキング、選択科目の内容で絞込み
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
先に合格が出たのが一番大きいですが、キャンパスビジットを通じた学校の雰囲気や(HEC Paris対比で)ミラノの中心地で過ごせること、イタリアの国民性が魅力的に思えたことも最終的な決め手になりました。
※+αで個人の志向性として既に起業していることもあり、卒業後にコンサル、金融、Techなどへの就職は考えていないため、日本同様に長きに渡って経済成長が停滞し、中小企業(伝統産業・ファミリービジネス)が地域に根付き、工房などの古き良き産業を身近に感じられる環境がユニークと感じられた側面もあり。
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
HEC Paris→SDA Bocconiにビジット。
MBA進学/卒業済みの米国、ヨーロッパの方々と10~15名ほどコーヒーチャットした結果、あくまでも所感ですがヨーロッパはキャンパスビジットが選考にプラスに働く印象を持ちました。
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
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Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
私は体育会でスポーツ一色の学生生活を過ごし、所謂受験強者ではなかったので全ての準備で英語力や数学力が壁になり苦労しました。恐らく受験される方のほとんどが、受験強者の方々だと思うのであまり参考にはならないと思いますが、とにもかくにも英語力を早期から磨くことの重要性は声を大にしてお伝えしたいです。
Q. 一言メッセージをどうぞ!
受験中、進学済みの友人からかけられた「MBA受験で失敗する人のほとんどは途中で諦めた人。諦めずに頑張れば必ず受かります。」の言葉を胸に走り切った受験期間でした。
前述の通り、体育会出身で受験強者でない私が最終的に第一志望のスクールから合格を得られたのはこれまでの学生時代や社会人経験でのアピールポイントの積み上げと行動力が全てだと思っています。
結果的にスコアメイクも満足するレベルではなかったですが、MBA受験は確実に総合格闘技なので、自分が誇れる何かを磨き、苦手を補いながら、上手に伝えられれば道は拓けると思います。
(SDA Bocconiは日本人進学者が少ないのですぐに見つかる前提で)LinkedInでご連絡いただければ、全力で誠心誠意サポートさせていただきますのでいつでもお気軽にご連絡くださいませ!