合格体験記/オックスフォード大学サイードビジネススクール/University of Oxford Saïd Business School/YA

投稿者プロフィール

YA(女性)
31〜35歳(出願時期)
University of Oxford Saïd Business School(イギリス・ヨーロッパ)/ FullーTime MBA


Q. 海外経験と期間を教えてください 

・大学生の時に交換留学
・在学中、企業/政府の海外インターンシップにちょこちょこ参加
・仕事でグローバル案件多数、日常的に仕事で英語を使ったり、数か月の長期出張も経験

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

Cambridge(Round2), Oxford(Round3)

Q. インタビュー実施校を教えてください

Cambridge, Oxford

Q. 受験結果を教えてください

合格: Cambridge, Oxford(条件付き合格→合格)

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

地方私立文系

Q. GPAを教えてください

3.03

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GRE 314 (V149/Q165)(V154/Q160)(V152/Q162)
IELTS 7.5 (L7.5/R8.5/W6.5/S7.0) *出願
IELTS 8.0 (L8.5/R9.0/W7.0/S8.0) *条件付き合格の要件達成用

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

GRE: Affinity
IELTS: 独学

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

<書類系>
きむしゅんさん(メイン)
Sam Haldemanさん
L-inkの 木下 修さん

<インタビュー>
Lauren Unikさん (メイン)
Nish Subasingheさん


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

外資系コンサルティングファームに勤務(異動制度を使い、前半はITコンサルタント/後半は戦略コンサルタント)

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

理由は色々ありますが、大きく以下3つです。

① 海外で修士号を取得できる自分になりたい
受験や大学時代の留学を通じて色々悔しく思うことがあり「いつか私も海外で学位を取れるくらいの自分になる!」という夢ができたのがキッカケです。将来また挫けることがあっても「海外で学位を取った」という経験や自信が、立ち上がる心の拠り所になると信じてます。人生100年時代で、まだまだ長いので今後もそういう心の宝物を増やしていきたいです!

② 海外で働ける可能性を高めたい
将来的に家族で海外で暮すという選択肢も作りたく、海外就労できる可能性を高めたいです。その際にグローバルな学位やネットワークが役立つと考えました。また案件毎に必要な知識だけを補填するような働き方で凌いできてしまったので、体系だって経営学を学びたいという面もあります。

③関心領域でのキャリア構築の模索
ビジネスを通じた社会貢献やSocial Impactと呼ばれる領域でキャリアを積んでいきたいです。特に組織開発や企業ガバナンス整備、DEI推進、女性のエンパワーメントといったテーマに関心があり、この先どうのようにキャリアを作っていくべきか手探りな状態なので、Social Impactに強い学校で色々な機会を得ながら考えたいと思いました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

ハリーポッターが大好きで、11歳の時にホグワーツ魔法学校への招待状が来ず、結構ショックでした。時を経てOxfordへの入学が叶ったので、カレッジでのフォーマルディナー、荘厳な図書館や教会、自然溢れる森や庭園、世界有数の博物館、権威あるOxford Unionなどで過ごす時間や、日常的に色々な場所で開催されるらしいコンサートや勉強会といったOxfordならではの伝統や体験を大切にしたいです。

課外活動としてはSocial ImpactやWomen Empowerment、Organizational Well-being関連のクラブやセミナーには積極的に参加できたらいいなと思っています。そのほかネットワーキングに励んだり、グローバルなチームでの働き方を学びたいです。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

将来的には家族で海外で暮らせればなと思いますが、卒業直後は現職の会社に戻り、異動や昇進を目指すことを考えています!


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

▼2021年下旬:
本格的に受験を決意、半年ほどでIELTS7.5を取得。GMATに挑むも数学でどん詰まりしてメンタルがやられ、パートナー探しと昇進のために一時撤退を決意。1回だけ雰囲気を掴むために受けたGMATは300点台だったと記憶しています。この頃は色々な予備校や参考書に課金し、IELTSも凄くお金がかかったので、勿体ないことをした。。

▼2022年:入籍、仕事、卵子凍結あたりの記憶しかないです。

▼2023年上旬 :
・受験再開を決意、最大課題の数学の勉強を本格的に開始
・Verbalはひたすら単語暗記とAffinityの内宮先生のクラスを受講!

▼2024年1月:
初GRE受験、308点とだいぶ絶望

▼2024年2月:
・絶望したままキャンパスビジット旅行の準備を進める、旅行前とは思えない暗さ
・並行してひたすら数学と単語暗記を中心に勉強

▼2024年3月:
・出発3日前にGRE2回目  、314(V149/Q165)というギリギリ許されそうなスコアを取得
・Cambridge/IESE/ESADEを訪問し、各学校のアドミと面談、充実
・Oxfordは訪問数日前にアドミが忙しくなったとかでキャンセルされました涙

▼2024年4月:
・IELTSの有効期限が切れてたので、GREやりつつIELTSメインに切り替え
・Samと木下さんとカウンセラー契約

▼2024年5月:
・結婚式準備と並行してIELTS受験を続け、結婚式の数日後無事7.5を再度取得
・過去のエッセイ課題を参考に日本語でエッセイ執筆して木下さんに見てもらい、英語化してSamに見てもらう

▼2024年7月:
・Cambridgeのアドミッションヘッドからビデオメッセージが突如届き、その後継続的にコミュニケーション
・彼が週次で主催するCambridge関係の著名人や教授とのライブ講演?にも毎回招待していただき、必ず出席して必ず質問をして存在をアピール

▼2024年8月:
・Cambridge R1/ Oxford R2の出願を目指してGRE3回目受験、変わらず314(V154/Q160)でお茶の水で泣き崩れ、神田明神に参拝
・きむしゅんさんとカウンセラー契約し、エッセイの大幅修正を提案され、次のラウンドでチャレンジすることを決意
(Oxbridge両アドミにも相談、「スコアアップチャレンジしても良いが、上がらない場合は必ず今のスコアで年内に出願して」と言われました。)

▼2024年9月:GRE4回目もまさかの314(V152/Q162)で「終わったな」と思い、またお茶の水で泣きながら神田明神にお参り。仕方ないので、出願。

▼2024年10月:両校からInterview Invitationが来て狂喜乱舞、神田明神にも感謝の参拝!

▼2024年11月下旬:
・Oxbridge両校現地にてインタビュー実施(オンラインの選択肢もありました)
・CambridgeはInterview Dayに参加。在校生とのFormal Dinner開催や2時間の街歩きツアー等、素晴らしい企画だったので、可能であれば参加されることをお勧めします。インタビューから2日後に合格!緊張が限界だったので、この合格には本当に本当に救われました。
・Oxfordも類似の現地会は12月開催だったので、インタビュー&アドミによるビジネススクールツアーのみで終了。ちなみに現地会以外は本来オンラインですが、イギリスに行くから対面でやって!とお願いして対面にしてもらいました。面接官の方が優しくて、私のキャリアのために繋がっておくと良い在校生を教えてくださり、「連絡取れた?まだなら私が繋ごうか?」と後日フォローアップもしてくださりました。

▼2024年12月中旬~2025年1月:
・Oxfordがまさかの条件付き合格(慢心)。IELTSが全セクション7.0超えを満たしていなかったのが理由です。正直疲れ切っていたのでもう終わらせたい気持ちも強く、キャンパスビジットキャンセル事件もあり、縁が無いってことかな?でも本当に縁がないなら落ちてるのでは?と葛藤し、頑張ってみるかと決意。クリスマスと年末年始返上で要件を達成して合格。

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

①予備校のイベント
Agosの夏祭りなど予備校主催で在校生や卒業生と繋がれるイベントには数多く出席しました。

②在校生・卒業生とのCoffee Chat
LinkedInでconnectし、coffee chatをお願い。何名かにはエッセイも読んでいただきました。

③アドミとの関係構築
Cambridge・OxfordともにInfo Session参加後にアドミと連絡を取るようになり、非常に支えられました。

④大学主催イベントにも多数参加
オフライン・オンライン含め、学校ごとの特色を直接感じる場として活用しました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

私はかなり要領が悪く、不安や焦りもあって色々課金してしまったこと、更には訳あって進学しない学校にDepositを払ってしまったこともあり、300-400万くらいかかっていると思います。。悲しいです。。

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

受験費用はお給料です。今後は貯金+奨学金(応募中)+借金かなと思います。
相互関税の影響でピンチです。

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

IELTSについてはnoteに勉強法を整理したので、良ければこちらをご参照ください:
https://note.com/noa0208/n/n23b408c85f0d

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

私はGREを選択しました。一時撤退する前はGREかGMATでかなり悩み、行ったり来たりして時間もお金もすごく無駄にし、かなり後悔しています。「GREからはGMATに移行できない、MBAに行ってから役に立つのはGMAT、GREは数学で小さなミスもできない、GREのVerbalが難しすぎる」等々をよく耳にし、真実も含むと思いますが、予備校の営業トーク的な部分も感じています。あくまで私の個人的な意見ですが、①小学校からやり直しが必要なレベルで数学が苦手、特に計算(小数点や分数や桁数が多いとパニック)が苦手、数字の大きさを瞬間的・感覚的に掴むのが苦手な人②暗記とか反復学習みたいな力業で試験を乗り越えてきたので”本質の理解”とかよう分からんタイプの方には、計算機が使えて単語問題も多く、分からない問題はフラグを立てて後で戻れるGREが良いと思います。(あくまで個人の感覚なので、最終的には両方のMockを受けてご自身で判断ください!)

GRE勉強法も詳しくはnoteにまとめる予定ですが、ざっくりと以下の通りです:

Verbal(単語):
500 Essential/Advance Wordsという単語帳を最初は使い、とりあえずは覚えたものの、持ち運びが不便なので、Magooshの単語アプリ(無料)に切り替え、最終的にはANKIにAffinityでやった演習問題やネットで拾った過去問を片っ端から入れて毎日暇さえあればPCやスマホで解いてました。お風呂入りながら、トレッドミルで歩きながら、疲れてるときはアニメ見ながら・・・と、並行で出来るのが良かったです。

Verbal(RC):
RCは独学だと単語学習ばかりに逃げる自分が容易に想像できたので、強制的に継続して触れられるようスコアが出るまではAffinityの内宮先生のクラスを受講。実際の過去問を使ってテクニックや解法を伝授してくださるので勉強になりました。内宮先生の溢れる教養を感じられるのも楽しいです!
あとは自分でもネットで過去問らしきものも探しては解くようにしてました。最初はMagooshのRCをやってましたが、AffinityやきむしゅんさんからGREの公式とは結構内容が違うと言われ(私には違いは分かりませんでしたが)、やめました。

Quantitative:
たぶんトータル3年くらいかけて算数・数学をやり直しました。算数・数学から逃げてきた人間が小学校~高校1年くらいまでの10年分をやるので、仕方ないかなと思います。数学が極度に苦手な自分も嫌だったので、コンプレックスと向き合う期間でもありました(といってもお恥ずかしながら未だに苦手です…)。

<基礎学習編>
・小5の計算問題集から1日30問くらいを毎日やる
・小学校算数と中学校数学がXX時間でわかるみたいな参考書を1冊ずつ購入し各3周くらい
・中学受験の算数の参考書2冊やりきる(2周くらいした気がする)
・「とある男」さん(教育系Youtuber)の中学数学+高1数学の授業動画を2倍速で全て履修(要点をノートにもまとめる)

<GRE数学学習編>
・OGや過去問やMagooshなど本番に近い演習問題をこなしまくる(特に計算機の操作性に慣れたり、出来ることできないことを把握しておくのが大事)
・解けない単元は「とある男」さんの動画を見直したり、パートナーや友人に教えてもらう(Chat GPT登場後はChat GPTに依存)
・Affinityの数学講座も受けました(Verbalと違って開講は少ないです)
・パワーポイントに解けなかった問題のスクショを貼り、次のページに何故解けなかったかの分析と正しい解法を記載(要点ノートに漏れがあるなら追記)→しばらく溜まってきたら解けなかった問題群に再挑戦→全部解けるようになるまで回す(毎回の正誤管理もしてました)
・たまに時間計って本番さながらのチャレンジ

一番役に立ったのはChat GPTと「とある男」さん授業動画です。彼は教育界の革命児だと思います。小学生の時に出会いたかったです笑

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

人生史の深堀をやりたかったので、そういったワークがあるという点でL-inkの木下さんにお願いし、骨子を一緒に作っていただきました。
その後のブラッシュアップ用のメインカウンセラーは、書類は日本語でコミュニケーションできること、Oxbridgeに精通していることを条件に選びました。書類についてはChat GPTの急進化により、ネイティブカウンセラーは必須ではなくなり、逆にインタビューはネイティブ必須だと考えてます。

▼書類系メインカウンセラー:きむしゅんさん
ヨーロッパ校、特にOxbridgeを目指される方にはお勧めです!日本語で意思疎通できることが最大の利点ですが、ご自身もCambridge卒業生で各学校の求める人物像も熟知されており、受験生のメンタルケアもしっかりしてくださいます。お忙しいのにメールやラインの返事も早いです。なんと今年のOxbridge合格者の半分はきむしゅんさんのカウンセリーだそうです笑(もちろん他地域のトップスクール合格者も多くいらっしゃいます!)

▼インタビューメインカウンセラー:Laurenさん
メインカウンセラーのLaurenさんはカナダご出身で、同じくCamgridgeの卒業生です(教育学部だったと思います)!素晴らしい人格者で、かなりお忙しい方にもかかわらず、細やかに支えてくださいました。普段は沖縄にいらっしゃいますが、東京出張の際は対面インタビューを予定していた私のために対面Mockの時間を作ってくれました。また、インタビューのために現地にいたので、イギリス時間になってしまうにもかかわらず、直前までMockに付き合って励ましてくれました。お値段もリーズナブルで、仕事というより社会貢献という意識でやられてる側面が強いのかなと思います。インタビューだけでなく、アドミとのコミュニケーションや、海外の奨学金のエッセイについても見てくださってます。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

言いたいことは色々あったので、ネタ探しはあまり苦労はしませんでした。ただ、人生を祖父母くらいの代から振り返ってなぜ今の自分があるのか、何が原体験なのか、といった深堀ワークは受験のため以上に自分への解像度も上がり、やって良かったなと思います。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

上司とクライアントにお願いすることを決めており、快く引き受けてくださったので大きな苦労はありませんでした。ただお忙しい方々なので、ロジ周りでミスがないようにはかなり気を配りました。工夫した点としてCambridgeは1名、Oxfordは2名で良かったのですが、両校のアドミに許可を貰って3名に推薦状を書いていただいたことです。どこまで効果があったのかは分からないですが、より多角的に自分を見てもらえたかなと思います。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

100問近い想定問答集を作ってほぼ毎日英会話サービスやカウンセラーとMock Interviewを実施しました!お風呂とか寝るときもブツブツ一人で話してました。
あとは1つのネタを色々な質問への回答として応用できるよう準備しました(なので1つの質問には3つくらいネタを持つようにしていました)。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

コンサルティング業界からの受験生は多いので差別化としてIT的な要素や国際的な組織との協業経験、Collaborativeな点


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

歴史ある都市や学校に強く憧れていました。加えて、2年も割けないのでアメリカは除外、可能であれば英語圏が良かったのでヨーロッパ非英語圏は劣後、でした。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

Oxbridgeどちらも強烈に憧れていましたし、今でもどちらも大好きですが、Social Impactに強みがあるという点でOxfordを最終的には選びました。ちなみに歴史ある都市&学校という点でエディンバラ大学も志望度高かったのですが、説明会でGMATしか受け付けないと言われて諦めました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

2024年3月です。
Cambridge/IESE/ESADEを訪問し、各学校のアドミと面談。キャンパスビジット直前にGRE314を取得し、全員からこのスコアでも十分合格可能性があると言われ、一気に安堵。IESEは2024intakeのRound3に出願するなら期限を伸ばすから、すぐに出願せよ!と言ってくださり、どこにも行けないんじゃないかと思っていた私は本当に本当に救われました。それもあってバルセロナが大好きです。Oxfordは訪問数日前にアドミ多忙につきキャンセルされたので、在校生の方にビジネススクールを見せていただきました!


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

Cambridgeからは頂戴しました、その他はいくつか応募中です。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

アドバイスとしては受験を迷っている段階でもキャリアにとってプラスにしかならないので、IELTSやGRE/GMAT対策は早急に始めたほうが良いと思います。特にGMATもGRE同様に生涯での受験回数制限なくなったらしいので、テスト慣れするためにも出願年の前から本番を受けておいた方が良いと思います。もう1つ早めにやっておくと良いこととして、キャリアの棚卸です。いざCVやエッセイを書こうと思った時に、遠い記憶を掘り起こすのは大変なので、「こんなことあったな、こんな成果(定性・定量)をあげたな、ここは弱みが出たな」と定期的にキャリアを整理して書き記しておくことをお勧めします。特にCVはかなり早い時点が提出を求められるので、Linkedinの整備と併せて早めに準備しておくのが良いと思います。

そして後悔は沢山あります笑
GREとGMATで迷いすぎて時間とお金を無駄にしたこと 、一時撤退を決めて30代での挑戦になってしまったこと、 非進学校に高いDepositを払ってしまったこと、他にも今思うと不要な課金を沢山したこと、合格後の動き方でも既に色々後悔してることもあります。

ただ、MBA受験は全体像を把握するのがなかなか難しいですし、それを仕事をしながらこなさねばならないので、本当に大変です。人それぞれ出せるリソース(資金/気力/体力/時間等)も違いますし、最適解は無いと思います。振り返ると、その時々の私は必死で考え抜いて、ベストだと信じることを頑張ってやっていたと思うので、まぁいいか!と思ってます。

こういった体験談や卒業生たちの生の声は受験戦略を立てる上でとても参考になったので、ぜひご活用ください!

Q. 一言メッセージをどうぞ!

4年?くらい受験にかけてしまいましたが、合格体験記を書く側にやっとなれたことに感動しています。嬉しいです。本格的に受験を意識し始めた頃は自分には絶対無理だと思いながらも諦めきれず、ずっと苦しんでいました。ですが、数年かけてキャリアを作り、情報収集し、とにかく諦めないでコツコツと貯金や勉強を続け、徐々に手触り感のある夢になり、実現することができました。「留学に行きたい」という夢を大切にし続けて良かったなと思います。

また、家族や会社、友人、支えてくださった皆さんに本当に感謝しています。こうした周囲の人々を得るためにも、落ち着いた気持ちで挑むためにも、この準備期間が私には必要だったんだと思います。

もし私のように数年かけていたり、30代で悩まれている方がいらっしゃったら、励みになれば幸いです。何か相談があれば、ご連絡ください。
やめない限りは負けないので、諦めずに合格するまでやれば大丈夫です!応援してます!(私はちゃんと卒業できるように頑張ります…)

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