合格体験記/オックスフォード大学サイードビジネススクール/University of Oxford Saïd Business School/MM

海外MBAドットコム

投稿者プロフィール

MM(女性)
26〜30歳(出願時期)
University of Oxford Saïd Business School(イギリス・ヨーロッパ)/ Full-Time MBA


Q. 海外経験と期間を教えてください 

学部時代に1年間英国に留学、海外旅行複数回

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2024 Round 3:Oxford

Q. インタビュー実施校を教えてください

Oxford

Q. 受験結果を教えてください

合格:Oxford

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内 国立 大学院 文系

Q. GPAを教えてください

公式にGPAが出ていません

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GRE 314 (V158 / Q166 / AW3.5)
IELTS: 8.0 (R9.0 / L8.5 / S7.0 / W7.0)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

G-PREP、ジェイマス、Affinity

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

AGOS 岡田先生(出願)、Ed(インタビュー)


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

公務員→民間(コンサル(サステナビリティ分野))

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

表向きの理由:サステナビリティ関連の知識とビジネスの知識、双方知ってこそより本質的なトライができるのではないかと感じ、自分に不足している後者を身に着けたいと感じたから。
内実:死ぬときにやっていなかったら後悔しそうなものを考えたときに、最初に思い浮かんだのが正規留学だったから。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

インパクト投資について学びたく、ファイナンスやインパクト関連のコース・授業を履修する予定です。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

インパクト投資関連のコンサルティングファーム/投資ファンドで勤務をしたいと考えています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2022年ころ:留学検討開始、MBAに限らず留学フェア等で情報収集。出願とテスト対策は一緒にできないと考えたため、先にGMATのQuantitativeの勉強をジェイマスで開始。一周して大変さに気づく。
2023年初頭頃まで:GMATの学習をジェイマス、G-PREPで継続。試しにテストを受験する気にもならないレベル。
2023年夏:2023年に出願を検討したが、現職に転職したため一旦すべての準備を停止。
2024年初頭:心機一転し2024年中の出願を決意。GREに切り替えて学習開始
2024年春~夏:GREの学習を継続しつつ、奨学金に応募開始
2024年秋:3回目でGREスコア取得。IELTSの期限切れに気づき受験。Round 3でOxford出願
2024年冬:Oxfordインタビュー、合格

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

Info session:2023年から複数回
OB/OG訪問:対面/オンラインで複数回
大学のAdmissionと面談:2024年夏頃にオンラインで1度実施
Campus Visit:2024年春に実施。Admissionを通していないが、日本人MBA生のウェブサイトを通じて現役生の方々にお時間を頂戴した。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

テスト対策(受験料込):60万程度
カウンセラー:70万円程度
ビジット:50万円程度

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

受験費用:自身の貯金
進学後の授業料・生活費:現在調達検討中。大学院から奨学金をいただけることになったが、他奨学金も応募中。不足分はローンを検討中。

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

初めに、IELTSの対策ではなく恐縮ですが、受験される学校のIELTSの有効期限をよくお確かめください。ずっと「出願時に受験から2年以内であれば有効」だと認識していたのですが、出願したRoundの締め切り2週間前に「MBAのコースが始まる2年以内に受験したものであれば有効」だと気がつき、急遽IELTSを受験しました。学校によって異なるので、よくよくご確認ください。

対策は、Writingについては、『IELTS ライティング徹底攻略』に大変お世話になりました。
SpeakingはChatGPTに自分の回答を洗練させてもらうことによりブラッシュアップしました。
また、Readingはスキャニング(とスキミング)ができるようになれば安定的に得点が確保できると思います。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

苦労したこと:数学が得意ではなかったため、Quantitativeのスコアを上げるのに非常に苦労しました。
工夫したこと:制限時間内でいかに正確に計算するか、を突き詰めました。結局166で終わっていますが、ずっと150点台しかとれない時期が続き、自分なりに原因を分析しました。

結果、
①計算のケアレスミスをすることが多く自信がないが故に電卓機能をなぜか使ってしまう
②単純に覚えるべきことを覚えていないこと

だと考え、4か月程度かけてJマスとOfficialの問題集を何周かするとともに、小学生向け計算ドリルで計算のケアレスミスをなくしていきました。
また、Admissionと連絡が取れる関係になっておき、結局「どれくらいのスコアで問題ないか」を出願前に相談にのっていただいたことも出願のタイミング決定においては大きかったと思います。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

日本語でインプットを一緒に検討してくださることがありがたかったからです。
また岡田先生、Edのお二人とも受験校の合格者のご支援を多くされていることも理由の一つです。
実際に過去のご経験に基づく客観的なご意見を沢山頂戴し、大変ありがたかったです。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

準備方法:まず伝えたい自分像をつかみ、その上で自分の全ての経験で適切に表せるストーリーを選び、実際にエッセイクエスチョンが判明した後は全体のどれで語るかを検討し、作文しました。
苦労した点:頭で理解していても、STARメソッドに慣れるまでに時間がかかりました。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

現職の上司に依頼しました。
工夫した点:奨学金含め多くをご依頼したため、スケジュール感の共有のために予めご依頼予定の奨学金・大学と期限、どのような奨学金・学校かを説明した資料を作成しました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

準備方法:過去質問などのリストを元に回答を準備しました。
苦労したこと:適切な長さで話すことです。Mockで「話が長い」という指摘を何度もいただきました。全部ストーリーを詰め込むよりはSTARのSTは最低限伝わる長さで簡潔に伝え、ARを定量情報を交えてしっかり伝えることが重要だと思いました。ChatGPTに良い言い換えを提示してもらったりしました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

事前のAdmissionとのミーティングを通じて官民双方での経験があることはユニークだと評価いただけそうだったので、その点は含めるようにしました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

欧州、1年制、インパクト投資/サステナビリティが勉強できる、で選択しました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

出願を検討していた学校の中で上記理由に最も合致しており、他出願前に合格をいただいたのでこちらに決めました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

2024年春にいくつかの欧州校にビジットしました。現役生の方々にお時間を頂戴しお話を伺ったほか実際の生活を想像できたことがよかったです。実際に自分と学校のマッチを考える上で非常に良い機会でした。
「行ったこと」が重要かと言われると効果の程は不明ですが、私は「実際の学生生活が想像できるか」でモチベーションが左右されるタイプで、GREの勉強が辛い時等もビジットやOBOGとのディスカッションの経験に助けられました。


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

いくつかの奨学金は大学院出願前に締め切りがあるので早め(出願年の年明け~春あたり)に全体像を確認と検討をしておくとよいと思います。
大学院の出願時に別途アプリケーションを一緒に提出するものもあるので、諸々すべてのスケジュールをリストアップして(担当者が全部自分の)ガントチャートを作成していました。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

早めに奨学金、大学応募の各締め切りを把握し、それに向けてスケジュールを組むことが重要だと思います。
受験中は本業に加えて複数プロジェクトを自分で管理している感覚で、辛いことも多いですが、結局やるかやらないかは自分次第であり、当然ですがやらないと誰も解決はしてくれないということを度々実感しました。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

周囲の人間の理解と支えなしではたどり着けなかったと思います。いつかお返しできるようになりたいです。

Related posts

  1. 海外MBAドットコム

    合格体験記/コロンビアビジネススクール/Columbia Business School/YM

  2. 海外MBAドットコム

    合格体験記/ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール/Cambridge Judge Business School/K.N

  3. 海外MBAドットコム

    合格体験記/オックスフォード大学サイードビジネススクール/University of Oxford Said Business School/KI

  4. 海外MBAドットコム

    合格体験記 / オックスフォード大学サイードビジネススクール / University of Oxford Said Business School / A.S.

  5. 海外MBAドットコム

    合格体験記/オーストラリア経営大学院/Australian Graduate School of Management (AGSM) at the University of New South Wales Business School/Mariko

  6. 合格体験記/インド経営大学院バンガロール校/Indian Institute of Management Bangalore/H.F