合格体験記/ハルト・インターナショナル・ビジネススクール/Hult International Business School/K.S

投稿者プロフィール

K.S(男性)
36歳以上(出願時期)
Hult International Business School(アメリカ)/ FullーTime MBA


Q. 海外経験と期間を教えてください 

小学生から中学生にかけての4年間香港にいました。
日本人学校だったので英語は身につきませんでした。

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2025 Round2: Hult

Q. インタビュー実施校を教えてください

Hult

Q. 受験結果を教えてください

合格: Hult

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

取得済み

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内、私立、文系

Q. GPAを教えてください

3.29

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

IELTS:OA7.0 (L7.0 R7.5 W6.5 S6.0)

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

NA

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

MBA Lounge


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

日系メーカー(営業+経理):12年半
監査法人(コンサルティング部門):3年半

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

もともと、子どもには「世界中で働ける人」になってほしいと願っていましたが、まずは自分自身がその姿を体現すべきだと気づいたことが、留学を意識し始めたきっかけです。
また、国際機関での就職にも関心があり、応募には修士号が求められることを知ったことも動機のひとつです。
さらに、米国MBAの学生が授業を通じて安価な保育器を開発し、実際に事業化したという話を聞き、ビジネスで社会課題を解決できる可能性に強く感銘を受け、留学を決意しました。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

短期ゴールの実現に向けて:STEM科目を履修し、ビザ取得を有利に進めるとともに、積極的にネットワーキングに取り組みます。
長期ゴールの実現に向けて:社会課題解決型のビジネスを学ぶため、Hult Prize(ビジネスコンテスト)に参加したいと考えています。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

短期目標:米国において、日系企業の財務・経理ポジション、または現地のBig4コンサルティングファームへの就職を目指します。
長期目標:発展途上国にて、子どもの命や健康を守ることを目的とした社会起業を実現したいと考えています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

2023年1月:子育てや将来のキャリアを見据え、留学を本格的に考え始める
2023年3月:カウンセラーに申込み。以降、英語学習や志望校選びを少しずつ進める
2024年11月:IELTSで目標スコアを達成
2025年1月:出願とエッセイ提出
2025年2月:インタビューを経て合格。奨学金エッセイも提出

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

留学準備にあたっては、留活交流会やQSイベント、各校のオンライン説明会などに参加し、情報収集を行いました。

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

カウンセラー費用:30万円
IELTS受験料:10万円
IELTS教材・スクール等:30万円
合計:約70万円

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

貯金をベースに、教育ローンを活用しつつ、Hultの奨学金も受給予定です

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

だいぶ苦労したので受験と学習の記録をご参考まで記載します。
① 初回受験(学習時間ゼロ)
2023/05/06(英検-神楽坂)OA6.0
L6.0 / R6.5 / W6.0 / S4.5

② 2回目受験(学習時間:216時間)
2023/11/26(英検-八重洲)OA6.0
L6.0 / R6.0 / W6.0 / S5.5
・スクールでライティング添削
・レアジョブ英会話(週2回の模擬+復習)
・公式問題集18(1〜4)、IELTS3500単語を少しずつ学習

③ 3回目受験(学習時間:72時間)
2024/01/21(英検-八重洲)OA5.5(スコア一時ダウン)
L6.5 / R5.5 / W5.5 / S5.0
・公式問題集17(1,2)
・瞬間英作文、単語
・レアジョブ英会話(週2回)

④ 4回目受験(学習時間:662時間)
2024/10/13(JSAF-高田馬場)OA6.0
L6.5 / R7.5 / W5.5 / S5.0
・多読:ラダーシリーズ、Rich Dad Poor Dad、Convenience Store Womanなど
・多聴:BBCニュース、ネイティブYouTuberなど
・問題集:公式14〜17
・DMM英会話(7月〜毎日、9月〜1日2回)IELTS教材を反復練習
・その他:瞬間英作文、単語

⑤ 5回目受験(学習時間:54時間)
2024/11/17(IDP-東新宿)OA7.0(目標達成)
L7.0 / R7.5 / W6.5 / S6.0
・シャドテンのIELTS教材
・DMM英会話を1日2回継続
・論理的思考の書籍を日本語で読んで構成力を強化

■ やってよかったと思う勉強法
Reading:多読(特に興味のある洋書やラダーシリーズ)
Listening:シャドテンのIELTS教材で毎日トレーニング
Writing:内容の論理性と構成を重視して書く
Speaking:DMM英会話を毎日活用、同じトピックを3~4回繰り返して練習

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

未受験

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

カウンセラーを選んだ決め手は、人柄の良さと信頼感でした。安心して相談できる存在だと感じたためです。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

事前にじっくりと自己分析を行っていたため、あとはそれをエッセイのフォーマットに沿って整理するだけでした

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

Hultは推薦状の提出ではなく、推薦人の連絡先を記入する形式だったため、現職で信頼関係のある上司にお願いしました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

準備としては、以下のことを行いました:
・自己分析やエッセイをもとに、STAR形式で想定問答集を作成
・DMM英会話のフリートークでスピーキング練習
・MBA Lounge提携のネイティブ講師との模擬面接
本番では、Hultの卒業生である気さくなコロンビア人の面接官が担当してくださり、終始リラックスして話すことができました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

・営業から経理へとキャリアチェンジを果たした適応力
・育児と両立しながらUSCPA試験に合格した忍耐力


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

まず、年齢や家族がいることを踏まえ、1年制のプログラムに絞って検討を始めました。Mid-career MBAや欧州・アジアのスクールも含め、幅広く比較検討しましたが、最終的には海外就職の実現可能性の高さからHultを選びました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

上記の通り、海外就職の再現性の高さが決め手でした。HultはSTEM MBAの先駆けであり、キャリアサポートが非常に充実しています。特に、日本人の海外就職実績が高く、ネットワークが重視される米国での就職活動において、ロールモデルとなる卒業生が多く在籍している点に魅力を感じました。さらに、Hult Prizeの主催校として、社会課題を意識した起業を学べる点も志望理由の一つです。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

NA


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

Hultの奨学金のみに応募しました。外部の奨学金はほとんどが応募条件に制限があり、自分には該当しなかったため、申請はしませんでした。


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

もっと早く本気でIELTSに取り組めばよかったと正直思います。最初のうちは「なんとなく勉強」していたため、スコアが伸びず、結局1,000時間以上かかりました。早い段階から「何が足りていないか」を分析し、効率的に対策を立てることが大切です。

また、学校説明会や交流会には、早いうちから積極的に参加することをおすすめします。ネットの情報だけでは得られないリアルな声が聞けるので、志望校選びの判断材料になります。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

月並みな言葉ですが、今がいちばん若い。だから一歩、踏み出してみました。

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