合格体験記/オックスフォード大学サイードビジネススクール/University of Oxford Saïd Business School/MT

投稿者プロフィール

MT(女性)
26〜30歳(出願時期)
University of Oxford Saïd Business School(イギリス・ヨーロッパ)/ Full-Time MBA


Q. 海外経験と期間を教えてください 

高校4年間 カリフォルニア在住、大学半年カルフォルニア留学

Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください

2025 Round5

Q. インタビュー実施校を教えてください

Oxford

Q. 受験結果を教えてください

Oxford 合格 IESE書類通過、面接辞退

Q.  進学予定先の費用工面を教えてください

私費

Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか

応募・検討中

Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)

国内 経済学部 修士

Q. GPAを教えてください

N/A

Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))

GRE306 Verbal 147, Math 159

Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください

塾は通ってなかったです

Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください

きむしゅんさん


Introduction

Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください

新卒でITリスクコンサルタントとして2年働き、その後にビジネスコンサルタントとして2年働き、現在社会人5年目です

Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください

MBAを目指した理由は大きく2つあります。

1つ目は、MBAがずっと憧れだったからです。私は高校時代をアメリカで過ごし、本当はそのままアメリカの大学に進学したいと思っていました。でも、当時は英語力や準備が足りず、トップ校への進学は断念せざるを得ませんでした。だからこそMBAは、いつか必ず挑戦したいという「Bucket List(人生でやり遂げたいことリスト)」のひとつとして、ずっと心の中にありました。

2つ目は、キャリアを見直したいと思ったからです。新卒でコンサルに入り、目の前課題を1つずつクリアして、働いてきましたが、数年経って「このまま進めばあと2年で管理職だな」と将来がある程度見えてきたときに、ふと立ち止まって考えました。「私はこのままずっとコンサルを続けたいのか?」「もっとワクワクすることを、本当はやりたかったんじゃないか?」と。今の仕事が嫌いなわけではないけれど、もっと広い世界を見て、自分が本当にやりたいことを見つけたい、そう思ったのがきっかけです。

Q. 留学の目的や活動予定について教えてください

上述したようにキャリアチェンジを考えていますので、大学や会社が実施しているキャリアイベントに参加、Oxfordのメンバーとの交流、ネットワーキング、将来の希望職に必要な授業の学びをしていきたいと思います。

Q. 留学後のビジョンを教えてください

私は、イギリスでの現地就職を本気で目指しています。逆に言うと、「日本にはもう戻らない」くらいの覚悟で留学に挑むつもりです。

業界としては、テック系企業での事業企画や戦略ポジション、もしくは消費財メーカーでの企画職に興味があります。デジタルを活用して、体験や価値の設計に関われる仕事に携わりたいと考えています。


Preparation for Application

Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか

留学はずっと頭の中にありましたが、きっかけは前職の先輩がMBAに行くことを聞いてからです。そこからのスケジュールについて記載いたします。
2024/5 先輩からMBAに進学することを聞く。すぐ先輩に連絡し、どのように受験したのか聞き、カウンセラーのきむしゅんさんを紹介してもらう
2024/6 きむしゅんさんと面談し、勉強スタート
2024/7 IELTS勉強、受験、目標スコア達成
2024/8 GRE math勉強、数学苦手すぎて全く解けず失望
2024/9 GRE math勉強 数学少して慣れてくる 通勤やランチ時間に勉強、朝5時起きで勉強から出社
2024/10 GRE Verbalの勉強始める 通勤やランチ時間に勉強、朝5時起きで勉強から出社
2024/11上旬 GRE1回目
2024/11中旬から12月 プロジェクトが激務になり、勉強どころではなくなる。体調を崩しながらなんとか仕事を回す毎日で、勉強は一度完全に中断
2025/1 休んでいた勉強を再開、3月のアプライまでにスコアメイクとエッセイを2ヶ月半ぐらいで達成しないといけなく焦り始める。GRE2回目 仕事以外のプライベートは全て勉強
2025/2 GRE 3回目 ←のスコア提出 仕事以外のプライベートは全て勉強
2025/3 エッセイ開始、GRE4回目 Oxford ,IESE, IE,エッセイ書く、Oxford IESE ,HEC推薦書依頼 
2025/4 合格通知受け取る IESEの面接は辞退し、受験は終了

Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)

QSイベント参加、各学校のInfo session参加

Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください

70万以下

Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか

親、祖父祖母から援助していただく予定です

Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

IELTSはテクニックではなく英語の読み書きスキルが単純に問われていると思いました。帰国子女であったためそこまで苦労はしなかったです。

Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)

GREは、英語力もそうですが、“テクニック勝負”なところがあると思います。正直、帰国子女なのにこのスコアでかなり恥ずかしいです。。。

ただ、私はスケジュール管理が苦手で、上記の勉強計画を見てもらえればわかる通り、全然継続的に勉強ができていませんでした。それでも、唯一意識して工夫していたのは「隙間時間の使い方」です。
早起きをしたり、クライアント先の近くに住んだり、通勤中やランチタイムを活用したり…。忙しい毎日の中でも、“死ぬほど忙しくない限り”時間って意外とあるものだと思います。だからこそ、1問でもいいからGREに触れる、ということを意識して続けていました。

ただし、体調を崩してしまっては元も子もないので、仕事とのバランスを見ながら、無理のないペースで勉強することをおすすめします。

Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください

きむしゅんさんがいなかったら、私はきっとMBA受験を途中で諦めていたと思います。

定期的にテストや勉強の締切を一緒に決めて、MTGを実施してくれたおかげで、どれだけサボっていても現実と向き合うことが強制されまスノで、なんとか勉強を続けることができました。(実は一時期、完全に勉強を放棄して、きむしゅんさんからの連絡すら未読無視していた時期もありますが。。。)
それでも見放さずに、勉強のことだけじゃなくて、私が辛い時にはちゃんと寄り添ってくれました。話を聞いたうえで、優しく、でも建設的な意見をくれるので、受験に疲れ果てて思考停止していた私にとっては本当に救いでした。

Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

自分が本当にやりたいことと、エッセイに書くべきことが一致なくてもいいと思います。 

大学によって求めているエッセイが違うので、情報を持っている方にどのようなエッセイの構成で進めるべきなのか、戦略的に(合格するために)すり合わせてからエッセイ準備を始めた方がいいと思います。

Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

推薦状はMBAに行くことを後押ししてくれそうな方と自分の仕事を大いに評価してくださっている人を選びました。
勉強熱心な方や、海外で働いたことがある方、評価が高かった方を選びました。

Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください

インタビューはありとあらゆる想定質問をGoogle docに10ページほど書き頭に叩き込むようにしました。また、面接の練習を繰り返し、FBをもらって言い回しを直していくのを徹底的に行いました。

Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか

キャリアの一貫性と将来的に成し遂げたいことを強調しました。


School Choice

Q. 受験校はどのように選択しましたか

アメリカには住んだことがあるのでアメリカ以外を探していました。そのあとはイベントに行って良さそうな大学を受けました。

Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか

私は私費留学のため、できるだけコストを抑えられる1年制のMBAを選びました。また、将来的には現地就職を目指しているため、ヨーロッパの中でもスペインやフランスの大学も検討しましたが、現地の言語が話せないこと、そして正直その言語を学ぶモチベーションもあまりなかったため、英語圏であるイギリスを選びました。

その中でもOxfordを選んだ大きな理由のひとつは、ビジネスの利益だけを追求するのではなく、「社会にどう貢献するか(Social Impact)」を学校全体で重視している点です。私自身も将来、社会や人々の「当たり前」を良い方向に覆して、より住みやすく、持続可能な社会や組織をつくる力を身につけたいと考えています。その想いが、Oxfordの掲げるビジョンと深く重なったことが、最終的な決め手になりました。

Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください

N/A


Scholarship

Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください

N/A


Advice and Message

Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。

私はもっと計画的なスケジュールを持って受験に臨めば良かったと思います。
計画的に進められらば、受験中にネットワーキングなどをして在校生や受験生の話を聞きモチベーションを上げたり、進学校について吟味する時間がもっとあったのかなと思います。
また、受験を一度中断やその分の追い込み集中期間など自分へのパワハラも軽減できたと思います。

Q. 一言メッセージをどうぞ!

社会人として働きながらの受験勉強は、本当に過酷だと思います。仕事に加えて、家庭やプライベートの事情、職種や職階によるプレッシャーなど、抱えるものは人それぞれ。そこにMBA受験という挑戦が加わると、心が折れそうになる瞬間も多々あると思います。

でも、いろんな合格体験記を見てわかる通り、みんなそれぞれ違う道のりで、時に遠回りしながらもちゃんとゴールにたどり着いています。やり方は一つじゃなくて、自分なりのやり方で進んでOKなんだと思います。

「世界で通用する力を身につけたい」「新しい自分に出会いたい」「夢を実現させたい」そんな想いがあるなら、受験勉強は必ず人生の糧になります。うまくいかないことがあっても、その分だけ乗り越えた後の自信になりますし、「もっと飛躍したい」という前向きなエネルギーにもつながると思います。

私自身も、せっかく手にしたこのチャンスを無駄にしないよう、全力でMBA生活に臨むつもりです。皆さんの挑戦も、心から応援しています。一緒に頑張りましょう!

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