投稿者プロフィール
T(女性)
31〜35歳(出願時期)
Singapore Management University(SMU)(アジア・シンガポール)/ Full-Time MBA
Q. 海外経験と期間を教えてください
学部時代にカナダに交換留学(10か月)
社会人になってから海外短期出張数回
海外旅行複数回
Q. 受験校および出願ラウンドを教えてください
2025 Round 1, SMU
Q. インタビュー実施校を教えてください
SMU
Q. 受験結果を教えてください
合格:SMU
Q. 進学予定先の費用工面を教えてください
私費
Q. 進学にあたり、奨学金を活用されますか
取得済み
Q. 最終学歴 を教えてください(国内/海外・国立/私立・大学/大学院・文系/理系)
国内、私立、文系
Q. GPAを教えてください
3.33
Q. 受験した試験と出願スコアを教えてください
(GMAT:点数(V/Q/IR/AWA)/GRE:点数(V/Q/AW)/TOEFL:点数(R/L/S/W)/IELTS:点数(R/L/S/W))
GMATは受験するも点数振るわず、SMU Admission Testで出願
IETS: 7.0 (R 7.5/L 7.5/ W 6.5/ S 7.0)
Q. 受験するにあたり使用していた塾を教えてください
G-Prep
Q. 受験するにあたり使用していたカウンセラーを教えてください
MBA Lounge
Introduction
Q. バックグラウンドや職務経験などについて教えてください
日系メーカー営業+マーケティング:4年半弱
外資メーカー営業:4年弱
Q. なぜ、留学に行こうと思ったのですか。そのきっかけや理由を教えてください
・海外就労に興味があったから
・日系・外資系企業の両方で働いた経験から、グローバルチームを率いるリーダーになるために、マネジメントに必要な知識を体系的に学びたいと思ったから
・キャリアアップやキャリアチェンジを考えたときに、海外MBAの取得は肩書+学ぶ内容としても、将来の選択肢を広げてくれるのではないかと考えたから
Q. 留学の目的や活動予定について教えてください
SMU Full timeの学生は現地でのインターンシップが必須なので、勉強しながら希望のインターンシップを見つけて今後のキャリアに生かすのが直近の目標です。
Q. 留学後のビジョンを教えてください
海外(シンガポール及びASEAN)と日本での就職の両方を選択肢にしています。現在と同じ製造業で、キャリアチェンジ(プロジェクトマネージャー、製品や事業企画など)を志しています。
Preparation for Application
Q. 留学を考え始めてから、実際に受験するまではどのようなスケジュールで準備をしましたか
漠然とMBA自体を意識し始めたのがコロナ禍の2020年(4年前)ですが、何かしらのアクションをとったことを「受験準備」と定義した場合、通算16か月程度かかりました…。
圧倒的に英語力も学力も足りてなかったので、1年以上かけてもあまり余裕がなかったです。
23年8-11月:TOEFL対策・受験
23年12月:IELTS対策・受験→スコアメイク完了、MBA Lounge契約
24年1月:CV作成、エッセイネタ出しが一旦完了
24年2-10月:GMAT対策・受験(G-Prep+短期マンツーマン授業受講)
24年9月:キャンパスビジット→志望・出願順位決定
24年10-11月:エッセイ・推薦状作成
24年11月:インタビュー(Fast track interview)、SMU Admission Test対策・受験→合格
Q. 大学院や受験方法についての情報収集はどのようにして行いましたか
(Info session, OB/OG訪問、Campus Visitなど)
~23年:海外MBAドットコムやQSなど、ウェブやイベント参加で情報収集
24年上期:出願希望校のAdmission officeとCoffee chatを実施、アドミやアルムナイネットワーク経由で何名かのアルムナイともCoffee chatを実施
24年下期:Campus Visit→志望校決定
Q. 受験準備にかかった費用について、教えてください
ざっくり約110万円
カウンセラー(MBA Lounge):約30万円
オンラインコース(G-prep+短期マンツーマン授業):約28万円
各種教材+受験料:約52万円
※GMAT及びTOEFL受験料(ドル建て)が円安の時代にはかなりきつかったです…
Q. 留学にあたって、必要費用(受験費用や、進学後の授業料・生活費等)はどのようにして調達しました(もしくは、調達予定)ですか
SMUからの奨学金、現地インターン、他は自己資金
Q. TOEFL/IELTSについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別(R/L/S/W)の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
<TOEFL・IELTS共通>
学習方法や回答のコツをつかむために、こちらのサイトを参考にしました。
・There is no Magic! (学習方法情報全般):https://www.path-to-success.net/category/toefl
・SOLO IELTS TOEFL(スピーキングのコツをつかむのに便利):https://www.youtube.com/channel/UCiWV5FfuFHWiInMrC-r3TDg
・トフレ!(時間配分や解き方のコツ、単語):https://www.youtube.com/@tofure
<TOEFL>
オフィシャルガイド、TOEFLテスト英単語3800、中国の無料練習サイト(中国語なので使いこなすまでに時間かかるが問題数が豊富)を使用。
ただし、4か月ほどかけて数回受験するも目標のスコア100に一歩届かず。純ドメ日本人のスコア取得戦略としては、RとLで満点近い高得点を取って、Wは25点前後、Sは~25点程度で頭打ち、というケースが多いと思いますが、私はRが安定しないという弱点がありました…。
<IETLS>
単語帳はそのままTOEFLのものを使って問題なし。オフィシャルガイドは買わず、無料練習サイトや上記Youtubeなどを使って1-2週間のみ勉強して臨みましたが、1回で目標スコアクリア。
TOEFLで100近いスコアが出ていれば、比較的簡単にOverall 7.0は出せると思います。加えて、スピーキングと違って対面式なので、落ち着いて話すことができました。
Q. GMAT・GREについて、準備方法、苦労した点、工夫した点などを教えてください
(科目別の勉強法、使用した塾や教材に対する感想、受験履歴など)
<GMAT>
GMATのスコアがふるわず(特にQuantitative)、志望校のSMUが独自のAdmission testを用意していたので、結局GMATのスコアは提出しませんでした。よって、以下は参考程度に書きます。
G-prepのAll in Oneコースを申し込みました。
Verbal…中山先生のオンラインコースを受講した後、オフィシャルガイドを何周か実施。わからないところがあれば、G-prepの解説動画やメールで質問しました。
Quantitative…All in Oneコースに含まれるジェイマスを自身で学習しました。数学に苦手意識がない方はジェイマス学習後にオフィシャルガイドを解けば問題ないと思います。
一方、私のような数学(算数)にとてつもない苦手意識がある方は、ジェイマスの前に中学~高校受験向け基礎問題集(日本語)を解くことから始めた方がいいかもしれません。
筆者は、大学は私立文系受験、付属校のため中学・高校共に受験経験なしで、基本的な公式さえ忘れていたので、基礎問題集を終えた後、短期間のみマンツーマンのオンラインGMAT講師に解き方のコツを教えてもらいました。
DI…2024年から新設された項目で、基本的にはVerbalとQuantitativeの混合種目のような内容です。よって、VとQを勉強をしていれば大丈夫と言われていますが、具体的な対策情報がネットになかったので非常に不安でした。G-prepにはDIに特化した対策講座はありませんが、解き方やオフィシャルガイドの解説動画があったので、そちらを活用しました。
Q. 上述のカウンセラーに決めた理由、及び当該カウンセラーに対する感想を教えてください
MBA Lounge川尻さん…実際に会ってみて非常に落ち着いた人柄がよかったです。レスも早いですし、各校のアドミとのコーヒーチャット、キャンパスビジット情報なども個別で連絡をくれます。特にシンガポールMBA受験に強みを持っているので、シンガポールを検討している方にはお勧めです。価格も比較的リーズナブルでした。
Q. エッセイについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
MBA Lounge入会初期に、ネタ出しシートと称して、これまでのキャリアにおけるエピソードやスキルの棚卸を実施していたので、受験終盤でエッセイに取り掛かった際もそこまで苦労せず短期間で書き上げました。
Q. 推薦状について、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
現職の上司と前職の海外支社でお世話になった方(MBAホルダー)にお願いしました。
依頼先の方が忙しい場合は、細かいエピソードや書き方も含め、ある程度こちらで準備をして作成許可いただく方が双方にとってスムーズかと思います。
Q. インタビューについて、準備方法や苦労した点、工夫した点などを教えてください
オンライン英会話で数回練習した後、MBA Lounge提携の外国人カウンセラーと模擬面接を1回実施しました。ネタ出しやアピールポイントは固めていたのでそこまで苦労しませんでした。
本番はオーソドックスな質問+時事問題に関する意見を求められる(当日が米大統領選だったため)くらいで、突飛な質問はありませんでした。
通常のMBA受験では、書類及びスコア提出→インタビュー実施というのが通常のプロセスですが、SMUではFast track interviewという書類→インタビュー→テスト実施という形式の受験プロセスが用意されていたので、こちらを選択しました。
個人的にはテストよりはインタビューに自信があったため、先に得意なことを終わらせて勢いにのる作戦はあっていました。
Q. エッセー及びインタビューを通じて、自己PRとして、どのような内容をアピールしましたか
日系と外資の両方で働いていた経験
グローバルチームで協力してプロジェクトを進め新規売り上げを獲得した経験
School Choice
Q. 受験校はどのように選択しましたか
製造業の中心地アジアで、特にASEANに興味があったので、最初からシンガポールMBAのみで考えていました。
Q. 進学予定先を選んだ理由は何ですか
①インターン必須(卒業後の海外就労を意識して)
②1年間のプログラム(キャリアブレイクを短くするため、1.5-2年制の学校も学ぶ量は変わらない)
③実践ワーク中心(実践で使えるプレゼン、ディスカッションスキルを強化したい)
④アドミやアルムナイと話した際のFIT感
⑤奨学金の豊富さ
Q. キャンパスビジットを行ったことがある場合、実施時期や内容について教えてください
24年9月にMBA Lounge主催のシンガポールMBA4校キャンパスビジットツアーに参加しました。
SMUに関しては、キャンパス見学だけでなく、在校生、卒業生、教授との交流、実際の授業の見学、受験料免除など、メリットはたくさんありました。
Scholarship
Q. 奨学金に応募をした場合、奨学金の内容や応募方法などについて教えてください
SMUは合格時に資格を満たしていれば自動的に奨学金付与の連絡が来ます。
加えてもう一つの奨学金に応募するために、エッセイを追加で提出しました。
2つ以上の奨学金の資格を満たした場合は、より金額の高い方が適用されるそうです。
Advice and Message
Q. 失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど、今後受験する方々へのアドバイスがあれば教えてください。
受験は試行錯誤の連続で失敗したこともありますが、後悔はありませんが、早め早めに準備することが大事です。
Q. 一言メッセージをどうぞ!
やった後悔より、やらない後悔の方が後々尾を引くと言います。ちょっとでも気になっているなら、ひとまず挑戦してみましょう。